協働誘発型組織と自主自考人材が持続可能な成果を紡ぎ出す(株)リンクスビジネスラボラトリー
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こんにちは。リンクスビジネスラボラトリーの山田です。

リオオリンピックまでいよいよ1か月。


今回はどんなドラマが待っているのでしょうか?


オリンピック選手の経験・体験から発せられる言葉の数々は、

私たちビジネスパーソンにも大変多くの学びをくれます。

 

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 「楽しんでできたから!!」

 「って言いたいところですけど・・・」

 「正直とても緊張していました」

 「でも緊張している自分達を自覚して、それを楽しめたのが良かったです」


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これは、前回のロンドン五輪にて日本バドミントン界史上初の快挙を成し遂げ、

銀メダルを獲得した藤井&垣岩ペアが接戦を制して、

準決勝進出を決めた直後のインタビューでのコメントです。

 

 

「楽しむこと」は確かに、適度なリラックスと集中力をもたらし、

本来のパフォーマンスを発揮しやすいと言われています。

 

しかし、言葉でいかに「楽しもう」と言ってみても、

実際には楽しめていないのでは、本来の効果を発揮しません。

 

五輪選手の中でも、このギャップ

(「楽しみたい」という言葉とは裏腹に、心と体はプレッシャーでカチカチとなっており、楽しむどころではない状態)

を克服できず、本来の実力を発揮しきれなかった選手を見ることがしばしばあります。

 

 

藤井&垣岩ペアは見事にそのギャップを克服し、

最高の勝負力を発揮することができたのは、何故でしょうか?

 

それは前述したとおり、彼女達はそのポイントとして、

「緊張している自分達を自覚できたこと」

とコメントしています。

 

即ち、

「今、自分の中で本当に起こっていることを分かっていて、それを認めること」

が出来ていたわけです。

 

その上で、「緊張している自分たちを楽しむ」ことを実践したのでした。

 

もし、本当は楽しむどころか緊張して

ガチガチの状態であることを自覚することなく、「楽しもう」「楽しもう」と

言っているだけであれば、どうなっていたでしょう?

 

多分、他の選手同様、

「自分が口にしていること」と「実際の状態」が乖離し、

本来の実力を発揮することは難しかったのではないでしょうか?

 

【ベキ論(「楽しむことが大切」)】と

【本音(「実は緊張してガチガチ」)】の

乖離がもたらす実力の低下、

 

そして、

その乖離を自覚して、それを受け入れた上で対応していくことの効果性を示唆しています。

 

 

ビジネスの場面でも

「頑張ろう!!」

「乗り越えよう!!」

「相手を思いやろう!!」

「相手の役に立とう!!」

「他責は止めよう!!」

 

どんなに良いことでも、唱えれば唱える程

 

・組織やメンバーの活力が低下したり

・メンバーが白ける

・逆の現象が起こっていく

 

ということが発生することがあります。

 

そのような場合、往々にして多くの組織では

「唱えること」を更に強化するという対応をする場合が少なくありません。

 

勿論、声を強くすることで、

それらが改善することもあるのですが、その割合は余り多くはないというのが、

多くの組織のコンサルティングさせて頂いて実感している正直な感想です。

 

もし、いくら唱えてもその方向に中々進まない、改善されないという場合は、藤井&垣岩ペアに習い、

先ずは

 

・今、自分(や組織)の中で本当に起こっていることは?

・自分自身やメンバーの正直な気持ちは?

 

 

を自覚し、或は、お互いに理解し

 

その上で

 

・本当はどうしたいのか?

・何を大切にしたいのか

・どうありたいのか?

 

を改めて作り上げていくことが必要です。

 

「言っていること」と「本音」の乖離がなくなった時

 

藤井&垣岩ペア同様、

あなたとあなたのチームは最高の実力を発揮する

本番勝負力のある集団へと変容していくことでしょう!!