重い空気が流れた時間もありましたが、ダイアログ終了後の皆様の様子はある方は、
「自分の中で譲れないものがあるのだと気がついた」と力強く語ってくださり、
また、別のある方は、
「“これが私の仕事だ!”と胸を張って言えない自分に気がついた」
と、どこか迷いながらも、ご自身の中で、“自分の仕事とは?”と反芻しているようにも見え、
もう一人の方は、
「お金について、汚いイメージを持っている自分が垣間見えた」
と、今まで見えていなかった自分の側面が見え、同時に新たな視点も得られたようなご様子でした。
このように、それぞれが何かを気付いた様子で、静かに会場を後にしておりました。
後日、参加された皆様からは、
「費やした時間の数倍以上の勝ちある時間になりました」
「あの時の葛藤を味わって、きれいな自分、きれいごとだけでは済まされない自分がいることが
分かりました。
それが分かって、閉ざしていたドアを開け、次のステージに進めます!!」
「ワークショップで気付いたことを、現場のメンバーにシェアし、新たな空気が流れ始めました!」
「ワークショップで、あえて人の価値観や、受け入れられない価値観を味わってみて、
自分の中でモヤモヤしていたことの正体が見えてきて、人との関わり方が今までと
変わってきたようです。」
という声を聞かせていただき、このダイアログで過ごした時間そのものの、豊かさが実感できます。